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  • 執筆者の写真Takeaki Iida

3/12/2024 音楽家と作品への雑感「シベリウス」

第12章 ジャン・シベリウス (Jean Sibelius)   

(1865年~1957年91歳没)


シベリウスはヘルシンキ大学で法律を学び、その後に音楽に転じ、ヘルシンキ音楽院で国民音楽の祖と言われる人物に出会いベルリン、ウイーンに留学. 題材をフィンランドの伝承叙事詩「カレワラ(Kalevala)」に求め、標題音楽と交響曲に優れた作品を残した.


※交響曲第2番 ニ長調:イタリア滞在中の印象を反映させた1902年完成の曲で、一般的に一番多く演奏されるようだが、第4楽章を除いては演奏ボリュームの増減幅が大きく、私にとっては聴きずらい曲だ.


※交響曲・第4番 イ短調:情熱と暗い幻想を宿した内面的な楽想には通俗味はないが、この曲を彼の最大傑作と認める人も少なくないというが、私にはやはり暗いイメージが払しょくできない. 交響詩「フィンランディア」が彼の最高傑作だと私には思える.


※ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47:交響曲作曲家シベリウス唯一の協奏曲.第1楽章はやや難解.第2&第3楽章は綺麗なメロディもあり聴きごたえある.アンネ・ソフィーネ・ムッターと諏訪内晶子の演奏を聴いたが両方とも素晴らしい演奏だ.



※セレナーデ 第1番&第2番及びユーモエスク 第1番:いずれも楽器ヴァイオリンの音色を最大限に聴かせる曲と感じたが、演奏家にとっては難曲ではないかと思われる.


※交響詩「フィンランディア」 作品26 帝政ロシアの圧政から逃れたいとのフィンランド国民的な強い想いを現した力強い曲想.


※交響詩「タピオラ」「トウオネラの白鳥」は灰色の景色の曲で、好みには合わない.「レンミンカイネンの帰郷」は行進曲風のリズム感が良い.


7つの交響詩を残したシベリウスは20世紀最大のシンフォニスト(交響曲作曲家)の一人と考えられている.シベリウスの交響詩は北欧伝説に出てくる「カレワラ(Kalevala)」やフィンランドの自然にまつわる神話に基ずいて作曲された.


今回の雑感記録に際して、改めて聴き直した作曲家の作品リストをご参考までに下記の表にした.    


                                                                                                    

 

 

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